次世代音楽媒体対決
2003年02月13日

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間違ってるところがあるかもしれませんので見つけたらメールにてお知らせください。

更新情報

  • Syuichi Kisaragiさんの指摘を受けて、情報の修正と追加 (03/02/13)
  • 過去の情報を移動→過去情報はこちら 比較表の作成 (03/02/10)
  • DVD-Audio再生機発売日修正 (00/06/23)
  • DVD-Audio再生機発売日決定 (00/06/8)
  • DVD-Audio発売時期等(掲示板の常連さんの情報より)(00/06/01)
  • 細かい修正 (00/05/25)
  • SACD 廉価版情報追記 (00/05/21)
  • DVD-Audio 発売延期の詳細追記 (00/02/06)
  • 対決開始 (99/05/26)

03/02/06 現在 の各仕様比較表

規格CD-DA (Compact Disk Digital Audio)DVD-AudioSACD (Super Audio CD)
開発元ソニー/フィリップスDVDフォーラム(松下/東芝/日立)ソニー/フィリップス
音声符号化方式PCM (Pulse Code Modulation)Audio
PCM 2方式
Linear PCM
Packed PCM
Video
Linear PCM
Dolby Digital
(参考)
DSD (Direct Stream Digital)
サンプリング周波数44.1kHz44.1/88.2/176.4kHz
48/96/192kHz
48/96kHz(参考)2822.4kHz
量子化ビット数16bit16/20/24bit16/20/24bit(参考)1bit
ディスクサイズ8cm/12cm8cm/12cm12cm
音声記録時間21分(8cm)
63/74/80分
74分 (192kHz/24bit/ステレオ)
7時間24分 (44.1kHz/16bit/ステレオ)
70〜80分 (マルチch)
109分 (2chステレオ)
ディスク容量185MB(8cm)
540/650/700MB
4.7/8.5GB (片面1/2層)
9.4/17GB (両面1/2層)
4.7/8.5GB (片面1/2層)
技術的には両面も可?
最大転送速度1.4MB/s9.6MB/s?
ダイナミックレンジ96dB16bit-96dB
20bit-120dB
24bit-144dB
120dB以上
再生周波数5Hz〜22.05kHz96kHz100kHz以上
総タイトル数不明
(02年新譜数 12712)
160以上800以上
対応ハード数不明 (とにかく多数)45以上30以上
互換性/DVD-Video互換楽曲収録
 DVD-Videoプレーヤで再生できるようにすることが可能。収録されていないものは再生不可
ハイブリッドレイヤー
 二層式でCD再生面をつけCDプレーヤーで再生可能。シングル/デュアルレイヤーは再生不可
チャンネル数2ch2〜6ch2〜5.1ch
備考/静止画/動画の記録も可能静止画の記録も可能?
レコード参加レーベル不明 (ほぼすべて)エイベックス
キングレコード
コロムビア
テイチクレコード
東芝EMI
パイオニアLDC
ビクターエンタテインメント 等
ソニー関連
海外レーベル中心
ハード参加企業不明 (ほぼすべて)松下
ヤマハ
クター
パイオニア
東芝
デノン
オンキョー
ケンウッド
ティアック 等
ソニー
マランツ
パイオニア
ヤマハ
シャープ
ティアック
デノン 等

規格対立の背景 (03/2/10)

 確かなことは分かりませんが、一般的にはソニーとフィリップスがDVD-Audioの仕様に満足行かなかった、といわれています。しかし、有力な説としては、CDによるライセンス料が開発元であるソニーに入っているのですが、それがなくなることを嫌がったため、といわれています。また逆に、音楽媒体規格の独占を解消するためにDVDをソニー/フィリップス以外を中心に開発したことも要因とあるようです。


音声符号化方式 (03/2/13)

 音声のデジタルへのエンコード方式です。CDはPCM方式でDVD-Audioはその進化系、SACDはまったく別の符号化を用いています。この点から見るとDVD-AudioのほうがCDの正当な進化系に見えます(pippoさん)。

 しかし、DSDも元々はPCMから出来たもの、といっても遜色ないそうです。開発元のソニーも、

 「当時PCMというフォーマットを策定した背景には、ディスク容量の制限があった」

 「光ディスクの記録密度を上げる事が出来るようになったため、16bit変換処理を取り払ってDSDというフォーマットを策定するに至った」

 という見解を示しており、元々Philipsと共に開発したPCMの問題点に開発当初から気づいていたものと思われ、正当な進化系がどちらか、ということは正直言って甲乙をつけがたいようです(Syuichi Kisaragiさんより)。


サンプリング周波数 (03/2/13)

 PCM方式で音をデジタル化する場合に、1秒間に何回A/D(アナログ/デジタル)変換を行なうかの回数。高ければ高いほど音質は向上するが、それだけデータ量も増えます。

 CDは1秒間に44,100回、DVD-Audioは最大 192,000回。SACDは実に2,822,400回、と思いきや、サンプリング周波数はPCM方式の場合であり、DSDの場合は一概に音質がDVD-Audioより、よいとは言い切れません(Syuichi Kisaragiさんより)。


量子化ビット数 (03/2/13)

 PCM方式で音をデジタル化する場合に、デジタル化した結果を何bitのデータにするかのビット数。8bitより16bitのほうが音質が優れるが、データ量は増えます。ただし、PCMと違う方式のDSDでは必ずしもそうとはいえません。

PCMの場合

[A/D変換(1bit)]→[1bit-16bit変換]→[記録]→…→[読込]→[16bit-1bit変換]→[D/A変換]→[音声]

DSDの場合

[A/D変換(1bit)]→[記録]→…→[読込]→[D/A変換]→[音声]


ディスクサイズ・時間・容量 (03/2/13 / Syuichi Kisaragiさんより)

 CD-DA では、現在12cmが主流です。以前はシングルCDは8cmが多かったですが、現在はシングルCDもマキシシングルといわれ12cmが主流です。

 DVD-Audio、SACDはともに、12cm片面1層が主流。これはデータの読み取りエラー率を抑えるためと思われます。


ダイナミックレンジ (03/2/10)

 信号の再現能力を表わす数値で、最小値と最大値の比率です。大きい方が元の音声の再現能力が高いといえます。


再生周波数 (03/2/13)

 実際に再生される周波数。人間に認識される周波数は20kHz以下とされています。

 これを、一般的に可聴域といいます。但し、人間の耳は訓練することにより、更に高い音も聞けるようになります。T社にてカセットテープの磁性体の研究をしていた方は、40kHzの音も聞き取ることが出来たということです。(どこまで「音階」として聞き取れるかは別問題)

 蛇足ですが、ヘッドホンを使って大きな音で聞いていると、この可聴域は高音から低音のほうに向かって失われていきます。(by 知り合いの耳鼻科医より)くれぐれも注意しましょう(Syuichi Kisaragiさんより)。


対応ハード数 (03/2/13 / Syuichi Kisaragiさんより)

 SACDの対応ハード数がソフト数の多さの割にはあまり発売されていない理由として、SACDはそのサンプリング周波数の高さのために振動による信号の変化を受けやすく、非常に高精度で重量のあるプレイヤーの設計が不可欠となります。CDのような手軽さ、というメリットは今後しばらくは生まれてこないものと思われます。

 一方、手軽さの面ではDVD-Audioで既に出ているDVD-Video/Audioのポータブルプレイヤー(まだ現行では1機種だけですが・・・)があり、ノート向けDVD-ROMドライブの誕生から見ても、その将来性があります。


コラム:「音のよさ」って? (03/2/10)

 市場には1万円で買えるCDプレイヤーがあれば、何十万円もするCDプレイヤーがあります。その値段の違いは、「音のよさ」が付加価値で付いてくるからです。では、よい音っていったいなんでしょう?

 実際その2つを聞き比べてみると、違いを感じる人もいれば感じない人もいますし、1万円の音が好き、という人もいます。しかしこれは、「音のよさ」ではなく、「音の好き嫌い」だろうと思います。実際、音は何十万円の方がよいのです。ただ、その音が嫌いであれば1万円を買えばよいのです。

 つまり、上記比較表や、情報だけを鵜呑みにせずに、実際に聞いてみて自分の好きなほうを選ぶ、という選択肢もあるということです。ただ、好きな歌手、値段など、情報とも相談することも忘れずに。選んだほうで聴きたい音楽が無かったら何もなりません。


参考書籍&サイト

  1. SACD公式サイト -(http://www.super-audiocd.com/)
  2. DVD-Audio公式サイト -(http://www.dvdaudio-net.com/)
  3. PioneerDVD技術解説 -(http://www.pioneer.co.jp/crdl/tech/index.html)
  4. LANを用いた音楽ファイル共有システムの提案 -(http://www.higashi.hit-u.ac.jp/soturon/george/)
  5. 日本レコード協会 -(http://www.riaj.or.jp/)
  6. ASCIIデジタル辞典 -(http://yougo.ascii24.com/)
  7. 過去情報はこちら

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