映画(洋画) - 3 『ターミナル』
2005年01月15日

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ターミナル
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プライベート・ライアン
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バンド・オブ・ブラザーズ
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お熱いのがお好き
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アパートの鍵貸します
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タクシードライバー
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レイジング・ブル
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ピンクパンサーシリーズ
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上意討ち
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七人の侍
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用心棒
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天国と地獄
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マイノリティ・リポート
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
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 トム・ハンクスとスピルバーグと言えば、「プライベート・ライアン」TVドラマの「バンド・オブ・ブラザーズ」。映画好きの2人がタッグを組むと・・・

 そういえば監督と主演俳優との関係と言うのは、いままででも素敵な作品を多く残している。

 ビリー・ワイルダーとジャック・レモン(「お熱のがお好き」「アパートの鍵貸します」「フロントページ」)、マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロ(「タクシードライバー」「レイジング・ブル」「キング・オブ・コメディ」)、ブレイク・エドワーズとピーター・セラーズ(クルーゾー警部のピンクパンサーシリーズ)、小林正樹と仲代達矢(「人間の条件」「切腹」「上意討ち」)、黒澤明と三船敏郎(「七人の侍」「用心棒」「天国と地獄」)など。

 そしてスピルバーグとハンクス。あの「プライベート・ライアン」は、凄かった。最初の何十分間もの、息をもつかせぬ(何十分も息しないと死んじゃうけどね)、手に汗握る、瞬きもできぬ、映画界にも衝撃を呼ぶほどの何十分間でしたが、その後の淡々とした(もちろん戦闘シーンなど激しいシーンもあるのですが)雰囲気は、あの黒澤明の「七人の侍」のクライマックスシーンまでに行く、淡々とそしてその中にキラットした、個々の人間を描いているシーンに匹敵するというほどの素晴らしさ。その中にトム・ハンクスという最高の男優がその存在感を、見せ付ける。良い映画だった。

 そんな2人のふたたびの再開。空港という、ひとつの密室の中でどのように展開していくのか?

 ワクワク、ドキドキいざ劇場へ。

 ちょっとまて!最近のスピルバーグは、「A.I.」「マイノリティー・リポート」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」と、今ひとつ、といった作品が続きあまり構えていかない方が・・・という思いを胸に、いざ劇場へ。

 空港。誰もがどこかへ向かい、誰もが我が家へと戻る。物語から物語への橋渡しの場所。そんな所へトム・ハンクスことビクター・ナボルスキーがやってくる。

 そして彼はこの空港から出れなくなる。何処へ向かうこともなく、我が家へ帰る事もなく。

 そこにはある理由があり、次第にそのあたりも判ってくるのだが・・・・・

 そこには、何語だかわからない言葉を話すトムがいて、空港に何日もい続けるトムがいて、お金のないトムがいて、英語を勉強するトムがいて、恋をするトムがいて・・

 その中で彼は一つ一つ勉強をしていく。何もかも判らない事だらけの空港。何かをやっていかないと生きていけないのが人間。

 まず、金を稼ぐために仕事を探し、英語を勉強し、友人をつくり、敵をつくり、彼女をつくり、1日1日成長していく姿が、アメリカという多国籍国家的人間の集まりを象徴させるかのような、凝縮した空港の中で、色々な物語として展開されていく。

 空港という閉鎖的な社会の中に、人生の縮図が描かれてゆく。

 この辺りがスピルバーグの腕の見せ所。色々な事が、カメレオンのごとく、色を変え、品を変え絡み合いながら展開していき、ぜんぜん飽きさせない。

 そして、彼は何のためにアメリカに来たのか?

 その辺りはココでは明かせないが、世間ではかなり批判があるようだ。でも私にとっては、30年程前に新宿の住友ビルで輸入レコード専門店『K&Tレコード』なるものをやっていた時があり、『ZOO』(現在DOOL)という音楽雑誌にも携わり、音楽業界に多少なりともかかわっていた人間にとっては、とにかく、涙・なみだ・ナミダのトリプルオンパレードと・・・ちょっとヒントだけを言っておきましょう。

 もちろん共演の俳優人は、多国籍軍団的個性派メンバー。特に、ゼタ=ジョーンズは女神の様に、美しかった。そして音楽は、スピルバーグとデビューまもなくからの付き合いのあるジョン・ウィリアムズ、繊細で美しく魔法のような音楽が随所にちりばめられている。

 とにもかくにも、隠し味映画NO.1作品と、私は言ってしまいます。まあ見てみて下さい。

 そんなところで今回は・・・・・

 シー ユー アゲイン。

 P.S. K&Tレコードのこと、ZOOのこと知ってる人連絡くださーい!


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