りゅういちの活字依存症(2000年1月)
2000年01月31日
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■りゅういちの活字依存症(2000年1月)
過去に読んだ本で、感想とか残っていたものをついでなんでアップしようかと思います。(2006年3月)
- 2000年1月:4冊
- 2000年累計:4冊
■BATTLE ROYALE (高見広春)
BATTLE ROYALE
BATTLE ROYALE
楽しいはずの修学旅行が凄絶なバトルゲームに一変した!!
某新人賞選考委員会委員全員からあまりの内容の過激さゆえにそろいにそろって拒絶落選させられた噂の問題作。
管理国家と<死のゲーム>を主題に史上最悪の”椅子取りゲーム”が始まった!!(帯より引用)
- ★★★★
- 突拍子もない設定だがなかなかおもしろい。今年一番初めに読んだ作品として申し分なかった(12時間ぶっ通しで読んじゃった(^^;)。ゲームの中味も時間がたつにつれ入れなくなる領域(そこにはいるとつけられた首輪が爆発する)があることや、実際は人が住んでる島を政府の権限で住民を一時退去させたためただの無人島サバイバルでないところもいい。各自持たされるデイ・バックの中味は、パンと水と武器がおもなのだが、武器の種類が豊富で笑えたりする(中にはフォークもある(笑)。全体としては、テーマが重いが作者のお遊びなどもあり読みやすい。青春冒険活劇とても完成度は高いと思う。
- 2001年映画化決定! 監督/深作欣二 ビートたけしが出演
■夜の蝉 (北村薫)
夜の蝉
「このミステリがすごい! '89」国内部門第2位
騒然たる話題を読んだ前作「空飛ぶ馬」は本書の前座でしかなかった!!
ミステリ界の真打登場 !(帯より引用)
- ★★★★★
- 日常的に潜む謎をボーイッシュな女子大生と噺家、円紫の名コンビぶりがなんとも言えなくいい。「わたし」が持ってくる謎をいとも簡単にといてしまう噺家。爽快でさえある。「わたし」がだんだんと女らしくなって行くのもよくわかり心をくすぐられる。「朧夜の底」は、正ちゃんを中心に進められていく。顔の無い異変の張本人はちょっとこわい。「六月の花嫁」は江美ちゃんを中心に3編中もっともミステリーな作品。「夜の蝉」は「わたし」と姉を中心に描かれなんともいい。女のこわさも実感した。今はとにかく北村作品にはまっているのである。彼の描写はすごくうれしい気持ちになれる。(おれだけ?(^^;)
■スキップ (北村薫)
スキップ
17歳の私が42歳の今を生きる―
時間のねじれのなかで≪17歳≫の力が25年の時空を超えて、動き出す。
誰か、教えて下さい。時は、取り返すことが出来るのですか。(帯より引用)
- ★★★
- はじまりが文化祭の前の日でクライマックスが文化祭当日、というのがなんともよくできた構成である。というのも、真理子さんは42歳のときの職業は高校の国語の先生なのである。生徒との学級日誌の掛け合いなど以外に学校生活のなかにもいまさらおもしろさがあるように感じた。最後の池ちゃんからの言葉と終わり方は様々な解釈ができる?
- NHKで CAST/松坂慶子 酒井真紀 長塚京三 でドラマ化、放映済み
■ターン (北村薫)
ターン
ターン
「ロビンソン・クルーソーは島に1人だった。…でも、この世に人間がいるとは、分かっていた。この世のどこにも、人がいないと知ってしまったら、ロビンソンはどうなったかしら」(本文より引用)
- ★★★
- Skipに続く北村薫の「時と人」3部作の第2作目。今度は繰り返し誰もいない世界で生活するというもの。ミステリ色は薄いが質の良い恋愛小説に仕上がっていると思う。Skipよりも自分的にはおすすめ。(いや、どっちもオススメだけどね。)
- 映画化決定 主人公役/牧瀬里穂
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